PyTorchでONNXモデルを書き出す際、大きなモデルではONNX External Data形式を利用して、モデル本体と重みファイルを別々に保存したいことがあります。 この記事では、 model.onnx model_weights.bin の2ファイルに分けて出力する方法と、古いPyTorchを使用している場合の対処法を紹介します。 通常のONNX出力 一般的なONNX出力は次のようになります。 torch.onnx.export
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ローカルPC上で完全に動作する音声会話AIを作る方法を解説します。DeepSeek-R1(Ollama)・Silero VAD・Whisper・VOICEVOXを組み合わせて、「話しかけると自動で認識して自然な声で返答してくれるシステム」をWindows環境に構築します。 システム構成 マイク音声 ↓ Silero VAD(発話検出) ← 声が来たら自動で反応 ↓ Whisper(音声→テキスト) ↓ DeepSeek-R1 / Oll
AI動画生成の分野で注目を集める「Seedance 2.0」と「Wan 2.2」。この2つは似たような文脈で語られることが多いですが、実は根本的に異なる性質を持つモデルです。本記事では、両者の違いを整理したうえで、ローカル環境でWan 2.2を動かすための要件と手順を解説します。 Seedance 2.0とは Seedance 2.0は、TikTokやDouyinを運営するByteDanceが開発したAI動画生成モデルです。テキスト・画
無制限に無料でAIコーディングできるオープンソースのモデルQwen3 Coder をVRAM 8GB のノートPCで動かしてみてその実力を見てみたいと思います。 まずこちらの記事に従いOllamaを入れます。このソフトはローカルでChatGPTのような感じでLLMを動かすためのソフトです。 次にモデル選択画面プルダウンで、qwen3-coderと入れて、qwen3-coderを選択状態にし何でもいいのでチャットを行います。 するとモデル
LLMとエージェントの違い LLM(大規模言語モデル)は、テキストを入力として受け取り、テキストを出力する基盤モデルそのものです。質問応答や文章生成など、単発の対話に強みがあります。 エージェント型のAI(例:Claude Code)は、LLMを中核として、ファイル操作・コード実行・テスト・検索などのツールを自律的に組み合わせ、複数ステップのタスクを自分で計画・実行・検証するシステムです。LLMが「頭脳」、エージェントは「頭脳+手足+判
当社ではエージェント型AI(自分でプロジェクト全体のコードを大まかに調査把握できる)も含めて使ってみてAIでどれだけソフトウェア全体を構築できるのかを制作しながら実験していますが、その際にコードが増えれば増えるほどAIのコーディングパフォーマンスが低下する問題が発生することが体感としてわかってきました。 AIを使ったソフトウェア開発は急速に普及していますが、実際に使ってみると「Aiの作業がどんどん遅くなった」「コードが大きくなればなるほ
生成AIブームが続く中、2025〜2026年にかけて急速に存在感を高めているのが、中国系LLM(大規模言語モデル)です。 特に、 DeepSeek Qwen GLM Kimi Doubao などは、驚異的な低価格で高性能APIを提供し、世界中の開発者に利用され始めています。 一方で、 「中国製AIは危険なのでは?」 「アメリカ製なら安全?」 「実際に企業はどれを使っている?」 という疑問を持つ人も多いでしょう。 この記事では、2026年
AIは単一ファイルの生成は得意ですが、複数ファイルにまたがる設計の一貫性・依存関係の維持が苦手です。「とりあえずAIに投げる」だけでは、後から修正も拡張もできない壊れやすいコードが生まれます。この記事では、それを防ぐための具体的な方法論を解説します。 ⚠️ まず知っておくべき:AIへの矛盾した指令は危険 AIは「矛盾をエラーで止める」コンパイラではありません。矛盾した指令を与えると、次のような問題が起きます。 パターン AIの実際の挙動
ChatGPTやClaude、GitHub CopilotなどのLLM(大規模言語モデル)が、プログラムコードをすらすら書く姿を見て「なぜ?」と思ったことはないでしょうか。また、実際に使ってみると「意外と使えない場面もある」と感じた方も多いはず。 この記事では、LLMがコードを書ける仕組みから、現在の実用レベル、エラーを防ぐ方法、そして将来の限界までを解説いたします。 なぜLLMはプログラムが書けるのか コードも「テキスト」だからです。
AI画像生成技術の進化によって、実写と区別が難しい画像も増えてきました。「この画像はAI生成なのか?」と確認したい場面もあると思います。 オンラインサービスを使う方法もありますが、画像を外部へアップロードしたくない場合は、ローカル環境で動作する判定ツールが便利です。 この記事では、Pythonを使ってローカルPC上でAI生成画像を判定する簡単なサンプルを紹介します。 ローカル判定のメリット ローカル実行には次のような利点があります。 画
ONNX Runtime(ORT)を使っていると、ORT_SEQUENTIAL や ORT_PARALLEL という設定を見かけることがあります。 これらは Execution Mode(実行モード) を指定する重要な設定で、推論速度やCPU使用率に影響します。 この記事では、 ORT_SEQUENTIAL ORT_PARALLEL の違いを、PythonとC#のコード例付きでわかりやすく解説します。 ORT_SEQUENTIALとは
VOICEVOXとは? VOICEVOXは、無料で使えるローカル動作の音声合成ソフトです。ずんだもん・四国めたん・春日部つむぎなど、個性豊かなキャラクターボイスを使って日本語テキストを音声に変換できます。 完全ローカル動作(インターネット不要) 商用・個人利用ともに無料(各キャラクターの利用規約要確認) REST API経由でPythonから簡単に呼び出し可能 Windows / Mac / Linux 対応 VOICEVOX Engi
「ChatGPTみたいなAIを、自分のPCだけで無料&無制限に使いたい」 そんな人におすすめなのが、ローカルAI実行ツール Ollama と、高性能モデル DeepSeek-R1 の組み合わせです。 この方法なら、 月額料金なし API料金なし 回数制限なし 入力データが外部送信されない オフラインでも使える PHPなどのプログラミングも可能 という、かなり強力な環境を作れます。 しかも、VRAM 8GBクラスのGPUでも動作可能です。
Python製のAIアプリ(Stable Diffusion、Qwen、Wanなど)を「Python未導入のPCでもそのまま動くスタンドアロン実行ファイル」にしたい場合、よく使われるのが PyInstaller です。 pip install pyinstaller pyinstaller –onefile main.py しかし、AI系ライブラリを含むアプリでは単純にビルドしただけでは失敗することが多く、以下のような追加オ
ONNX Runtime(ORT)を使っていると、ORT_SEQUENTIAL や ORT_PARALLEL という設定を見かけることがあります。これらは Execution Mode(実行モード) に関する重要な設定です。 この記事では、それぞれの違いと使い分けについてわかりやすく解説します。 ORT_SEQUENTIALとは ORT_SEQUENTIAL は 逐次実行モード です。 特徴 モデル内の処理(ノード)を 順番に1つずつ実
WanによるAI動画生成で「プロンプトを書いたのに人物が全然動かない」という経験はありませんか?この記事では、Wanで人物の動きを強く引き出すプロンプトのコツと、シンプルな実行コードをまとめて解説します。 なぜ人物が動かないのか? プロンプトの書き方以前に、パラメータ設定が原因でほぼ動かなくなるケースが多いです。まず以下を確認してください。 パラメータ NG値 推奨値 guidance_scale 1~2(低すぎる) 5.0〜7.0 n
AIモデル(例:Qwen・Stable Diffusionなど)を使っていると、 「どこにダウンロードされてるの?」「気づいたら容量がヤバい…」と感じたことはありませんか? この記事では、Hugging Face系モデルの保存場所・容量の仕組み・削除方法・保存先変更まで、まとめて解説します。 ■ モデルはどこにダウンロードされるのか? from_pretrained() を使うと、モデルは自動的に Hugging Faceのキャッシュ領
機械学習モデル(特にTransformer系)を触っていると、.safetensors ファイルをNetronで開いたときに、 「ノードが並んでいるだけで、配線(接続)が見えない」 という疑問にぶつかることがあります。 この記事ではこの現象の理由と、実際にブロックの接続(配線)がどこに記録されているのかを整理して解説します。 なぜNetronで配線が見えないのか? 結論から言うと: safetensorsには「配線情報」が入っていないた

